時間(とき)を忘れたあの時計

久し振りに通った高校の時の道 君と待ち合わせたのバス停
僕の得意の寝坊のおかげで ふたりは毎朝駅からマラソンランナー
T字路だったあの交差点今はもう 橋などかかって十字路になっちまった
正面にあった君の好きだった煙草屋の おばあさんもどこへ行ったやら

  でもひとつだけあの頃が落ちていた あの交差点の交番のオンボロ時計
  あれから3年経ってもやっぱりおんなじ時間(とき)
  朝でも夜でも12時34分

あの時計だって見くびったもんじゃないわ だって1日2度は必ずあうもん
そんなこと言って笑ったきみの 幼さはとてもかわいかった
あの子が来年結婚するんだってさ 残念ながら相手は僕じゃないけど
3度の季節がめぐっただけで いろんなものが何も言わず変った

※ 時間(とき)においてきぼりをくったのではなくて 
  自ら時間(とき)を忘れたんだよね あんたは
  これから何年経ってもやっぱり おんなじ時間(とき)
  朝でも夜でも12時34分

※ repeat

 朝でも夜でも12時34分
 朝でも夜でも12時34分
 朝でも夜でも12時34分
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